二次創作のこと

実は私は、このホームページを作る少し前まで二次創作については詳しく知らないまま過ごしていた。
7年ぐらい前までオリジナルのイラストサイトを作っていたのにだ。
ずっと以前から同人誌は二次創作系が主流だということは知っていた

しかし、田舎に住んでいるので、コミケに行くわけでもないし、所詮世間の噂で聞くところによると…位の情報によってだ。

 

ネットって自分が検索しない限り情報って手に入らない。
興味をもって探すと次々といろんな分野を辿ってゆけるが、ただ漫然と見ているだけでは、その時の自分の興味の対象以外と出会う機会はほとんど無いのかもしれない。
きっと私のようなボーっとした人間にとってはそういうツールなのだと思う。

 

「ヤマト2199」で、旧作ヤマトを検索したのをきっかけに、どういうわけか自分でも分からないまま、突然の嵐に巻き込まれるようにデスラー総統にハマった私。(どうなったんだ!いったい?!笑)
生まれて初めて、二次創作をすることになった。
二次創作と言っても小説を書いているわけでも、マンガを描いてるわけでもなく、ちょっとイラストだけなので二次創作というのもおこがましいが…。
端くれでもやり始めて思ったのは、二次創作はオリジナルとは随分違う。
はっきり言ってこれってとても楽しい。
くせになるかもしれない。

 

昨日ブログに書いたがドラマ「泣くな、はらちゃん」の主人公は二次創作をしているという設定なのだ。
あれって、オリジナルのマンガを描いている主人公では成立しない話かもしれない。
二次創作のキャラは元々自分が作ったキャラではないので、自分とイコールではないのである。
あくまでも他者。
他者なのだが、二次創作する課程で自分好みに補正しているのだ。
限りなく自分好みに変容させた他者、それを自分の思い通りに動かしているのである。

 

「泣くな、はらちゃん」の主人公越前さんと二次創作マンガの登場人物はらちゃんは今後、恋に落ちそう(?)なのだが、あれがオリジナルマンガの登場人物ではきっとそうはならないだろうと思う。
オリジナルマンガの登場人物って最終的には、どうしても自分自身の分身だからだ。
自分の分身とはきっと恋には落ちないと思うから…(白けるよね、きっと・苦笑)。

 

私も、二次創作の魔力に今のところ取り込まれかかっている。
しばらくこのまま、こっそりと楽しみ続けたいと思っている。

 

「サムライ・フラメンコ」今週も観た。
フロムビヨンドの重要人物って主人公の兄弟だったってこと?!
うーん、どうなんだい、この展開。
この流れからすると主人公がヒーローになったのも偶然ではなく必然だったということだろうか…?

 

家族間の話に物語の核心が実はあったなんていうのは、昨今の流行の展開のひとつだが、又、こんなか…、というような残念な展開にはならないで欲しい。
家族とか、身近な人の為に大量殺戮云々なんてのはどうか勘弁願いたいと思うのだった。(そんなのは自分たち間で内々に解決してよね…、傍迷惑な…といつも見ていて思うのだった・苦笑)                 戻る