銀英アニメ「我が征くは星の大海」を観た。

銀河英雄伝説のアニメはとにかく膨大な話数があるらしい。

なんだかそれを聞いただけでも怖くなるので、何話あるのかとか、はっきりした数は認識しないようにしている。

ウィキペディアをこっそり見た時に「ギャ!こんなに!!」というような感じだった。

いくつもパートに分かれていたような…、とにかく怖かったので合計数とかはもう忘れた(現実逃避してるよ…笑い)。

 

そういえば世の中には「ファミリー劇場」というものがあるらしい。

アニメ、ドラマ等の専門チャンネルというのだろうか。

ケーブルテレビとかスカパー、光TVの視聴セットに組み込まれているようである。

我が家にはそういうのを視る環境が整っていないので視られない。

 

しかし、ネットでいろいろ情報を見ているとファミリー劇場ではヤマトシリーズの放映なども定期的に行われていたり、銀英シリーズを放映したりしているようである。

いいなぁ…、と思いながらも、環境を整えそれに加入しても、地上波の番組を観るのでさえも結構時間を食われてるのに、そんなにたくさんのテレビ番組を観ることは出来ない!…と思い、心の平静を保つ私だった。

(なにせタダで視られるわけじゃないしね…・汗)

 

さて、銀英のアニメ「我が征くは星の大海」はツタヤディスカスでDVDをレンタルして観たのであるが、これって60分の映画で上映されたものであるらしい。

この後、例の膨大なOVAが出たという形らしい。

 

なので、感じとしたら人物紹介と物語設定の概要を掴めるような作りであった。

そして、帝国側と同盟側がどんなふうな戦いを繰り広げるのかも戦闘シーン満載で、ちゃんと60分の中で見せてくれる。

大変まとまりのよい作りであった。 

 

先日、キャラクターデザインについてちょっと書いたが、道原かつみさんのマンガ版キャラがすでにインプットされている私にとってはアニメ版には多少の抵抗はあった。

しかし、60分観終わる頃には、まあ、いいか!ぐらいにはなった(順応した?早っ!)

 

ここにあらためて書こう!ラインハルトはアニメも美形です。

ラインハルトって小説もそうだけど、きっとほんとにほんとに美形なんだと思う!(笑)

勿論、才覚も抜きんでていて比べるべき者なし!なのだと思うが、あの美貌もカリスマ性に大いに貢献してるよね…。

道原さんのラインハルトは美形好きの私にとってもあまりにも美形すぎるくらいだ。

あまりに美形すぎて、畏れ多いくらいだ。

アニメぐらいの美形でちょうどいいかも…(ちょうどいいって変な発言だが)。

 

キルヒアイスの髪の毛がクルクルだ。(いいけど…・笑)

そして表情が半端なく慈愛に満ち溢れているのだった。

アニメのキルヒアイスってこんな感じなのか。

確かに天使みたいなところのある人物だと私も常々思っていたのだが、マンガ版より、もっともっとソフトタッチだと思った。

 

ロイエンタールは酷薄な感じがよく出ていた。

 

ミッターマイヤーは小柄でちょっとむっちりした体型が気になったのだが、きっとあんななんでしょう…。(ちょっと不満気な私・笑)

 

私がこの二人の会話で一番気になったのが、ラインハルトについて話をしている時にしきりにラインハルトのことを「あの方」という言い方をしていた。

「あの方」「あの方」って…、こっちの方がずっと古い作品だからそんなことを思うのが変なのだが、「ハリーポッター」でヴォルデモートの名前を呼んではいけないので「あの人」と呼んでいるという例の設定を何故か思い出してちょっと笑えた(すみません!変なことにウケて)。

 

キャラクターで一番気になったのはヤンであろう。

ヤンの唇ってふわふわしてそう、大層柔らか質感に見える時もある。

他の人もそうなのだが、唇、みんなぽっちゃり系。

昔、私が少女マンガ読んでた頃、「ベルバラ」とか「エースをねらえ!」とかの頃、こんな風に上唇の線も描く唇の描き方が流行っていたなぁ…などと懐かしく思った。

上唇の線を描くと唇って肉感的な感じになるというか…色っぽい。

あまり最近はあの描き方ってないよね。(苦笑)

 

そしてヤンは、たまに表情がものすごく情けない顔もある。

うーん、何事にも力まず対処するヤンの感じがよく出ているといえば出ているのだが、もうちょっとだけ二枚目ではダメ…?と思ったりもする私だ。

声は富山さんなので良い。

私にとっては、この間までずーっとヤマトの古代君で聞き続けていたのが今度はヤンだ。

もう富山さん祭り!状態の何ヶ月だ。(笑)

 

戦闘場面で使われている音楽がクラシックというも作風に合っていて悪くはなかった。

ふと、「ヤマト復活編」ってきっとこんな感じにしたかったのかなぁ…、なんてことを思った。

まあ、変な音楽を使うのだったら、クラシックの方が無難かもしれない。

これは一概には言えないだろうが、クラシックに頼りすぎても場合によったら手抜きに感じることもあるだろうし、新しい作り手さんの素晴らしい音楽との出会いの機会が減るリスクもあるかもしれないし、ケースバイケースでしょう。。

 

作品としてはまあまあ楽しめた。

しかし、やはり本編に期待というところでしょうか。

えっ?じゃあ、やっぱり又、ツタヤディスカスで本編も借りるか?

先に、「泣くな、はらちゃん」を観終えてから、借りようかなぁと思っている。

怖い!ずーっと借り続けることになったら、どうしよう…、あんなにいっぱい借りるのか?(何故、こんなに怖がっている?・笑)

ずっとツタヤディスカスのお客さんを続けるのか?

まあ、分からないけど、なるようになるでしょう…あっ!私、もう考えるのを放棄した…?(苦笑)                   戻る