「サムライ・フラメンコ」第19話を観た

先週、対フラメンコ星人戦に勝利して、それとは別の神のような宇宙人(?)に今までの戦いの数々が羽佐間君が望んだから次々と悪のシュチエーショが現れたのだと種明かしをされていた。

まるで世界系のような展開の回だった先週分。

そして羽佐間君が静かな生活を望むと選択したことで世界は平和を取り戻したという…、なにやら最終回のような展開であった。

しかし、放送回数はまだ18話であった。

そして今回が19話なのだ。

 

勿論いつも展開予想を裏切り続ける「サムライ・フラメンコ」のこと、このまま終わるはずはない!と私は思っていた。

いや、毎回観ている人なら誰だって皆思ったはずだ(笑)。

今回はタイトルも「静かな生活」ということで、のんびり回であろうと高をくくっていた私である。

放映半分までは「まあ、一服してくつろいでね」といった予想通りののんびり展開で私もリラックスして観ていた。

だが、後半になって又、キターっ!!であった。

 

今回のビックリ展開の主役は、私たち視聴者の感情移入の拠り所といってもいい、いつも常識人の警察官の後藤さんであった。

他の登場人物は多少突飛な行動をとったり、感情の抑揚が大きかったりということがあったが、後藤さんは常に冷静であった。

この人の姿を見ると、どんなとんでも展開があっても何故か心が安定するというか、一息つけるというか、私など、彼のキャラに寄せる信頼はあつかった。

 

この後藤さんが過去に行方不明になった恋人からのメールを自分で打って自分でそれに返信していたことが判明するのだ。

恋人と後藤さんのメールのやり取りは物語の最初からずっと繰り返されていたことだ。

私が、心の拠り所としいていた後藤さんが最初から既に病んでいた可能性が出てきたということなのだ。

私としては、これは相当ショックを受けた。(何も信じられないような…、不穏な空気がこの物語を覆い始めたというか…なんだか恐い!)

完全に足元をすくわれた。

 

そして、平和の戻ったはずの世界が、ラストで又、覆されそうされそうな予感の展開。

誰?あの少年?(いや、青年?)次週の予想をしてやろうと思うが、もう全然予想が出来ない。

しかし、あと10話あるなどということはないだろうから、そろそろ最後のどんでん返し展開に突入というところだろう。

もう、私は「サムライ・フラメンコ」にこのところ振り回されっぱなしだ。

出来れば、最後まで予想を裏切りながら、後々まで思い出に残るようなラストを見せてもらえれば最高なのだが…。(期待しすぎはよくないと思うけど)

ああ、次週が待ち遠しい!(笑)                  戻る