「凪のあすから」第24話「デトリタス」を観た

まず良かったのは要がさゆとカップルになりそうなことだ。

いや、まだはっきりと決まったわけじゃないけど…。

あの様子ならもうOKでしょう。

要、さゆ、二人とも、ほんとに良かった良かった。

私はなんだか世話焼きの仲人おばさんのような気持ちである。

 

以前にも書いたが、要はその場の空気がとても読める類の人であろう。

きっと普通の人は要のような人と一緒にいると、その人当たりの良さと、柔和な雰囲気にすっかり甘えてしまうのかもしれない。

人と人は相対する時には、感情を出す方と受ける方のどちらかの役割になる。

要はほとんどの場合、受ける方の役割を担うパーソナリティに見える。

しかし、要本人はそのことに時々疲れたり、やりきれなさを感じたりしているかもしれない。

 

ちさきにも多少、要と同じような面もあるが、ちさきと要カップルではやはり要は受ける方だ。

そして同じようなパーソナリティゆえに余計好きなちさきが別の人に思いを寄せているのを感じて要はいつも辛くなっていただろう。

 

要にはさゆのような、直球勝負の真っ直ぐな心根の人が似合うと私は思う。

さゆの、あの真っ直ぐさダイレクトさに要は案外、癒されるはずだ。

さゆの前では要は構えることなく過ごせるかもしれない。

きっとお似合いだと私は思っている。

ずっと、この二人がカップルになればいいのに…と思っていたのだが、叶って本当に良かった!(感涙)。

 

あと、ちさきと紡もいい感じだった。(こちらもお似合いだと思いますよ)

この分ではやはり、まなかと光がカップルだろう(劇中では紡云々と皆言っているが、私はまなかは明らか、光が好きそうだったように思うのだが…?)

ひとつ大変心配なのは、まなかを真摯に想う光を側で見て、自分を犠牲にしてでも、光の幸福を願うつもりなのでは?という様子の美海のことだ。

再び行われる「おふねひき」のおじょし様に今度は美海がなってしまいそうな予感がするのは私だけか?

 

なんとか、皆ハッピーエンドとはいかないものであろうか。

だって皆、とても良い子たちばかりだから…、おばちゃんは皆に幸せになってもらいたいんだよーっ!!(笑)

 

この前の回(?)、うろこ様が、海神様はもう亡くなっていて、海に海神様のいろんな思い等が漂っているんだと言っていた。

そして、自分はその鱗の一枚だと言っていた。

鱗の一枚って…、じゃあ、他の鱗も他所でうろこ様2号、3号、4号なんてことになってないだろうか?

各地にちょっとずつビジュアルの違うろこ様がいたら楽しいなぁ…、見てみたいなぁ、是非!なんて勝手に想像してニヤついていた私であった。(ノーテンキ過ぎる私…・笑)                戻る