「サムライフラメンコ」第21話「愛をおしえて」を観た

 

録画した21話を観た後、あと何回あるのだろう?と思って公式ホームページに行ってみた。

ちょっと驚いた。

これ、次回22話「サムライフラメンコ・ネイキッド」が最終回のようなのだ。

えっ?!てっきり少なくとも24話はあると思っていたのに!!

次回一回で話が終わるのだろうか?

 

確かに前のフラメンコ星人の時に、一応の最終回のような閉め方をしていてので広がっていた話が一旦終結しかかったように見えた。

だが、その後、蒸し返すようにいろいろな話が新たに広がり始めていた。

そのせいで、解決されるべき問題というか謎は結構たくさんある。

 

その1、後藤さんの心の問題。これには後藤さんの彼女さんの行方不明問題もくっついている。

 

その2、澤田灰司の正体。ただの人間なのか?生きているのか死んでいるのか?そして彼の行方不明の両親はどうなっているのか?原田さんが言っていた四次元人ではないのか?

 

その3、私はずっと気になっているのだが、羽佐間君の両親の殺人事件にまつわる謎はこのまま解決されないままか?

 

その4、入院中の師匠にヒーローの切り札が愛だと示唆されていたが、羽佐間君って愛を知らなかったんだ…。

この設定なんだかとても不自然な気がしませんか?

今まで彼を見ていてそんな風に感じたことはなかったけど…。

愛という概念自体を持っていなかったのか?居心地の悪い変な感じがする。

 

私が思いつくだけでもこんなにある。

いや、注意深い視聴者の方ならもっと見つけているかもしれない。

これらをあと一回の放映でまとめられるのだろうか。

相当な力技を要求されそうだが。

 

最後にパロディテーマとして取り上げられたのがヒーローにはやはりこの要素は欠かせないだろうという「愛」であった。

確かにこれはヒーローが最後の最後に振りかざす錦の御旗のようなものかもしれない。

私が思うに最近は特に正義よりも愛の方がヒーローの必須アイテムになっているかもしれない。

 

正義は悪と対立対決するが、愛はなんと、時には悪をも許したり、包み込もうとしたり、もう何もかもなし崩しにする威力を持ってるからなぁ…(笑)。

このちょっと掴み所のない、うがった目でみれば、胡散臭さもあるかもしれない「愛」というヤツを「サムライフラメンコ」がどう料理して見せてくれるか、私は大変楽しみにしている。

毎回こちらの予想を裏切るこの作品だもの、正攻法の「愛」で素直にハッピーエンドではないだろう?(笑)

 

今回、ちょっと安心したのは、あの病んでいる疑惑の後藤さんが、さほど人格が壊れていないような様子だったことだ。

救いようのないような壊れ方ではなかったのは良かった、少しホッとした。

 

あの位なら私がブログでデスラー総統と会話しているのとあまり変わらないじゃない?

(これって反対に私が後藤さん並みに危ない人疑惑も湧いてくるけど…まずいよ…笑)。

 

あれなら、後藤さん、こちらの世界に帰ってこられそうだと思う。(良かった~)

 

ちなみに私ごとですが、このところ観ていて今野さんのことが何故か気になるんですが…。

キングトーチャーの拷問を受けていた時がこの人の一番の見せ場(?)だったのだろう。

しかし、その後もあのちょっと内面の崩れた雰囲気の漂うこの人の姿を見る度にドキリとする。

私、もしかしたら、この人好きなのか?

いや、好きとかじゃないと思うのだが…又知らず知らずの内に好きになってた?まさか…ね(苦笑)。

存在感があるのでこのまま捨てておくには惜しい人だと思うのだ。

悪い人としても十分使えそうなキャラだよね。

でももうあと一回の放送だから、この脇の人物にはそれこそ何もないでしょうが…(笑)。             戻る