春の訪れを感じる我が家の庭のこと

私 :「総統、急に春がやって来ましたよ。見てください。この青々とした緑の新芽を。」

総統:「生命の息吹というやつかね。少し前まで君は寒い寒いと騒いでいたものだが。」

フサフサ葉っぱが出ているよ!

私 :「だって今年って結構寒いってニュースでも言ってたし、実際寒かったんですよ。それがこのところ急に暖かくなってきたんです。毎年こんなだったかな?いや、暖かくなるのが早いように思います。やはりちょっと変な天候ですよ。」

「そのせいか、この間まで枝だけだったのがあっというまにこのワサワサです。これってバラの葉っぱですよ。」

総統:「バラ!!あの古代が私にくれたアレかね?!」

私 :「いや、品種はアレとは同じじゃないですが、まあ、あれの同種の植物です。古代君のは白バラでしたが、ウチのはいろんな色のがありますよ、中には白もあったと思いますけど、他の色の方が多いかな。」

いつのまにこんなに?

総統:「花はまだかね、早く見たいのだが。」

私 :「花は5月半ばが一番たくさん咲くかな…、早いのや遅いのや時期も品種によって違いますから。でもほら、今もう咲いているのもあったんで写真に撮ってみました。これは「粉粧楼」(フェンツァンロ)という名前のバラ。どうです、巻き巻きのグルグルの花形でしょ?」

総統:「私が古代にもらったのとは全然ちがうね。これもバラなのか。」

ウチの女子大生はグルグルが嫌いと言っていた

私 :「ええ、総統がもらったのは現代バラらしい剣弁高芯という形でしたよね。これはオールドローズ系のカップ形、花弁の質も薄いし、花びらもいっぱいあるし、こういうのが最近は流行ってるんですよ。総統が古代君にもらったのは、あのヤマト映画放映当時の流行りの花形のバラだったということです。まあ、切花としては今もあの手が主流かもしれませんが…。」

総統:「ほお、バラにも流行りがあるのか、なかなか深いな。」

私 :「はい、バラは深いですよ。品種もものすごい数があって、毎年、いくつもの新品種が売り出されたりと、コレクション性も高いので、愛好者はついつい買い集めてしまうという恐ろしい植物です(笑)。私も集めて散財してしまいました。」

白バラ一筋!古代が好き!

(まっ、ケチなので、なるべく安く手に入れるように心がけてはいるが、しかし、貧乏な私にしては十分散財してると思う・苦笑)

「そういえば、私の熱中対象は、以前のホームページを休止してから、このサイトを作るまでは、園芸が主流でした。このサイトを去年10月に作ってから、こちらの忙しさにかまけて、今度は園芸をサボってしまってました。毎年、全部植えかえしていたバラの鉢植えを3分の1ぐらいしか植えかえなかったから、今年の花が上手く咲くかちょっと心配してます。」

総統;「そうか、こちらに時間をとられていたのだな、だから秋にも庭が荒れ放題だったのか。」

私 :「…、荒れ放題って…(まあ、そうだけど…はっきり言われた…苦笑)。きっと全然咲かないってことはないと思うので、咲いたら総統にもお見せしますので乞うご期待!ということで、よろしく!」

総統:「私は古代のみたいなのが好きだからな」

私 :「あの形ですか…、ちょっと違ってても白ならいいですよね?」

総統:「古代のが良いのだ!好きなのだよ!」

私 :「…、あのバラがいいというより…、古代君が好きってことですよね、それ?(笑)」

総統:「(はっ?!!)…、…かもしれん…な…。」

 

…、総統、するりと素直にそこを認めるか!?そんなに好きか古代君!!まあ、いいんだけど…(笑)               戻る