今期の春アニメのことを書こうと思う。
あっ、その前にNHKの朝の連続ドラマ「花子とアン」のことを書く。
「花子とアン」を楽しんで観ている。
今放映中の女学校時代も面白いが、あの子役が演じていた冒頭部分のインパクトは大きかった。
最近あの時代を舞台にしたドラマを私が観ていなかったのが原因かとも思うが…、明治末あたりの日本って今の私たちから見ると、もう異世界、ファンタジーの世界かも!などと不謹慎な感想をもった。
勿論私だって今までに、あの時代のドラマや映画を見る機会もあったし、ああいうふうな生活だったんだろうなぁ…というのは薄っすら分かっていたつもりだった。
しかし、久しぶりに今こうしてテレビドラマとして観ると、たった100年位前なのに、びっくりすることだらけで衝撃を受けた。
農村の人々の生活、子供の成育環境、人の生活格差の極端さなど…、きっとあれでも、ドラマ用に見苦しくないように脚色演出しているのだろうとも思うが…。
ドラマを観て、ずっと目を背けていた忘れたい何かを思いがけず目の前に突きつけられてドキリとしたような気持ちになった。
こんな感想を持つ自分がどうなのか…?とも思うが、とにかく、「あの頃の人じゃなくて良かった」と痛切に思っている。
物語自体も、筋運びもオーソドックスで安心して見られて、感動場面もちゃんと用意されていて、大変面白い。
しかし私はそれよりも今の時代とのギャップの大きさにたじろぎ、とにかくびっくりさせられぱなしの連続でドキドキして観ていた。(今の格差社会云々どころの次元じゃないし…もう、なんだか妙に恐い…苦笑)
時代劇(江戸時代より前)ぐらいになると、これはこれで、現代とは全然違うし…というのが頭にしっかりインプットされているので、それなりの心構えで割り切って見られる。
しかし、やや時代が新しい分、今の時代と地続き感があるので、心が揺り動かされたのかもしれない。
毎朝毎朝、「今の人で良かった!あの時代に生まれなくて本当に良かった!」と胸をなで下ろす私って…、いったい…?(不謹慎な人間ですみません…苦笑)。
さて、アニメであるが、今期はいろいろ観ている。
まず「シドニアの騎士」、あの…、なんかカッコいいんですが…(なんだ、この感想・笑)。
ああいうSF設定で日本語(古語っぽい語感)バリバリの命名のロボットやシステムを見るだけでで少しツボっているミーハーな私(苦笑)。
そして淡い色調と登場人物たちのつるっとした薄目の顔に癒される私。
設定的にも同じ顔の人たちがいる設定(?)みたいだが、それ以外の人も皆顔が薄い分(どれだけ薄いと言う?・笑)皆似ていて、区別つきにくいなぁ…と思う。(悪くはないんですけど…笑)
絵がアニメアニメしてない分、突飛な髪色区別というわけにもいかないので仕方ないのだろう。
敵(?)の奇居子(ガウナ)の造形も異形のものという感じで私的には好みである。
ああいう地獄から出てきたような禍禍しいのは結構好きである。(巨神兵とか、ちょっとイメージよぎったかも…・笑)
私には、内容詳細はまだ全然理解できていないかもしれないけれど(苦笑)、良く分らなくてもカッコイイと思ったことだけで観る動機としては十分である。
期待大で観続けると思う。
あと観てるのは「selector infected WIXOSS」と「蟲師」と「極黒のブリュンヒルデ」と「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」である。
「selector infected WIXOSS」はカードゲーム少女版ですよね(?)。
なにやら不穏な黒い予感(笑)。
私だってこういった毒の含まれた作品は好きなのだが、あまり黒い方に行きすぎると観た後、落ち込むので、適当なところで止まって楽しませてほしいなぁと思っている。(贅沢言うよ・笑)。
「蟲師」は原作どおりならもう満足いくに決まっていると思う。(原作ファンですので)
「極黒のブリュンヒルデ」はウチの女子大生の贔屓の岡本倫先生が原作である。(あの…、結構、血塗れの内容なのか?)
あと、一般の方には今更の「ジョジョの奇妙な冒険」であろうが、昨年10月第1部の放映時、私は第1話を観て挫折していた。
昔どこかで観た古びた洋画みたいなドラマ展開と男臭すぎる作風に息苦しさを覚えて、私には合わないと思い、観るのを止めた。
だが、今回のスターダストクルセイダース編を試しに観てみると、面白い!今度は観られます!(笑)
もしかしたら前のも、もう少し観続けていたら良かったのだろうか?
舞台が前とは違うから?、承太郎がとびっきりカッコいいのが気にいったのだろうか?
それに何ですか?!あの台詞?!(笑)、熱いし、すごく笑えるし…、大変ウケている。
ああ、世間からうーんと遅れてジョジョにハマったらどうしよう!?(ま、それならそれで別にいいけれど…苦笑)。
あと、一つ、前の期からの続きで「ニセコイ」というのも観続けている。
恋愛コメディといっていいのだろう。
モテモテ男子のハーレム状態アニメなのだが、どーでもいい内容の話なのに毎回観て結構楽しんでいる私である。
どーでもいいよねぇ…と思いながら、次回の展開が気になってしかたないような…。
こんな能天気なたわいない内容なのに、こんなふうに思わせるとは…、これは制作側の力量が相当あるということかも?
(コメディだからたわいないのが王道なのだろう、たわいなくないコメディってきっと面白くないだろう!笑)
それに回を追うごとに主人公のハーレム状態は加熱していっているようなのである。
なんなんだ、これって…!?(笑)と、ちょっと呆れながら毎週展開に注目している(笑)。 戻る
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