ゴールデンウィークに、大学の春の学園祭がらみの休みもあいまって一週間ほどの休みが取れたウチの女子大生が家に帰って来ていた。
ツタヤディスカスでレンタルしていたアニメ「銀河英雄伝説」第一期の終盤部分を一緒に観たのだった。
やはり一人で観るより、二人で観ると盛り上がりますなぁ…(笑)。
「銀英伝」アニメ版は、一番最初に映画版「わが征くは星の大海」をレンタルして観た。
この時には、絵柄が気に入らない云々と、やや不満げな感想をブログに書いた私だったが、こうして第一期を観終えた今となっては、もう完全にアニメ版に洗脳された。
すっかりアニメ版の魅力に屈しましたよ。
アニメ版、大変良い!キャラクターデザインも、どの人もこの人も、もうこれで良い!(笑)
なによりも原作小説のテイストを忠実にアニメ化しているのが大変好感が持てる。
こんな風なアニメ化って、ある意味理想ではないだろうか…などと思ったりしている。
「わが征くは…」の冒頭部分を観た時、ラインハルトの前に居並ぶ帝国側の老練な提督たちの中に一人だけやけに美形の人物がいて(髪が白っぽくてスラリとしたイケメン)、一目見た瞬間に「ひゃっ!素敵な人!」と私の心はときめいた。
しかし私はその人がいったい誰なのか分からないまま「わが征くは…」を観終えてしまったのだった(途中、名前とか出てこなかったように思う)。
あれって誰なの…?素敵なお方だったなぁ…なんて、ずっと心に引っかかっていた。
それがこの第一期の後ろの方で再び登場してきたのだ。
その人の名は「ファーレンハイト」であった。
ウチの女子大生に尋ねると「この人、結構人気があるのだ」とのこと。
ほほーっ!やはり世の人も私と同じように見る目があるね!(笑)
このような美形は捨ておけぬということだろう。
ちなみにファーレンハイト様を我が家で「ファー様」と呼ぶことにしました。(ネットでこう呼んでおられる方もいらっしゃるようなので私もこの素敵な呼び方を真似ます!笑)
第一期だけでもいろんなことが盛りだくさんの内容。
しっかり原作に沿ってアニメ化されているので、とても面白かった!
アニメ版を観てはっきり気付いたことは、同盟側に私の心が徐々に引き付けられているということ。
いや、小説を読んだ時点でも同盟に強く感情移入している自分を自覚はしていたのだが…、アニメを観てより実感した。
道原先生の漫画版だけ読んだときには、とにかく帝国側が華やかなので(イケメン祭り状態だし…笑)、それに釣られて思いっきり帝国寄りに気持ちがなびいてしまっていたのだ。
でも、普通は、同盟側というか、ヤン・ウェンリーの方に気持ちが乗るのが自然な気もする…(それでも勿論ラインハルトも好きですけど…笑)
第一部はキルヒアイスがお亡くなりになったところで終わっていた。
ああ、何故、こんなに早々とキルヒが死なねばならないのか!!と思うが、誰かが劇中で言っていたが、いい人過ぎると長生きできないというやつであろう。
そういう理屈は頭では理解できるが、やはり私にとっては、キルヒの死はすごく悲しいんですけど…、なんとかならないの~?!(涙)。
ウチの女子大生曰く、ここが「銀英」心の最終巻というファンもいるとか…、確かに私もその気持ち十分に分る!
第二部は又、夏頃に観始めようかと思っている。
だって私、原作小説を、ちょうどこの第一部の終わり過ぎあたりまでしか読み終えてないし…(遅いっ!苦笑)。
コメントをお書きください