「selector(セレクター)infected WIXOSS」のツッコミ所

「selector (セレクター)infected WIXOSS」はいよいよ佳境に入って来た模様である。(11話放映済み現在)

これは1期だけだよね?(終わりそうな予感がするのですが?)いや、どうなんでしょ…?

あのアイドルのイオナという女子は確信部分を知っていそうである。

あの娘の父があの縦長の棒みたいなビルを建設してる?

父の会社って何を作っている会社?

あのカードゲームを作っていたらどうしよう…?(タカラトミーか?・笑、それではタカラトミー悪者になっちゃいそう…、違うでしょこれは!)

しかし、るう子のおばあちゃんが、あのビルは良くないと言っていたから、父の会社だって大変怪しいことは怪しいのだが…(疑り深い私です!)。

 

それにしても、バトル会場に集まったセレクターの女子たちは結構な人数がいた。

あんなにいたのか…、ということはルリグになってしまった一般女子があの数いるということだろう?

遊月のようにバトルに勝利してつい最近ルリグと入れ替わってしまった女子だって相当数いるかもしれない。

考えてみると少女たちの中身(精神)入れ替えがあちこちで起こっていることであろう。

この娘の身体にあっちの娘の精神が入って、又別の娘の身体に今度はこっちの娘の精神が…、ものすごくややこしい世の中になりそうではないか?

人間シャッフルである。

うーん、とても変な設定のアニメかも(笑)。

 

それに一旦ルリグとなってしまった女子は良い方に転んでも、別の人の中に入って、この先のその人の人生をおくらねばならないのだろう?

意思を保ったままの転生のようだ…。

よほど今の人生に絶望していて人生やり直したい人でなければ、そんなのしたくないでしょ(自分の身体に戻りたいよね…)。

あんな年若い女子たちには、こんなおかしな転生は全然うれしくないし、むしろ拷問のような気もする。

よく黙って他人の身体で別の人生やっていく覚悟があるなぁ…いたし方ないから諦めているのだろうが…、まったくもって不条理の世界です。

 

元は一般の少女だったらしいというルリグの存在については少し分かったのだが、そんなルリグの少女の中でも謎めいたままなのは「タマ」である。

このルリグは他とは違う様子。

過去のことをどうして忘れているのか?

そして記憶のない彼女にとっては望みは純粋にバトルを楽しむことだったようである。

今は、るう子や、その友達のことを思ってか、あまり戦いたがってはいない様子であるが…。

 

だが、最初のうちの彼女の描写からすると、次から次へと新しい対戦相手が補充されて、それと延々と対戦できて喜んでいる者がいるとしたらそれは「タマ」のような存在だったかもしれない。

でも、普通、そんな戦い好きな女子っているのか?

男子にはもしかしたらいるかもしれないが…(これは偏見かも、すみません)。

それにはっきりした目的もなくひたすら戦いたいなんて…、不毛とも思えるほど好戦的な人間って不自然だよね?(苦笑)。

「タマ」について考えるといろいろと分らないことがあるのだが、ただ、きっと「タマ」はこの作品の最重要人物であることは間違いなさそうな気がする。(るう子が夢で見る巨大化したタマのこともあるから…ね)

そして彼女の記憶がないことが物語の重要な核であるのでは?と私は思っている。(又、いろいろ勝手に思っている!笑)

 

もひとつ気になっているのは、なんだかセレクターとルリグの組み合わせって、単なる偶然ではないような気もする。

遊月と花代さん、一衣と緑子、るう子とタマ、感じが似た者の組み合わせのような気もする。

イオナと彼女のルリグだって内面がとても黒そうなところが似ているし(笑)。

セレクターが夢限少女になって両者が入れ替わった際に、周りの人に気付かれにくいように配慮されているということであろうか?

例外は最近の一衣と遊月だが…、あれは物語進行上の都合で特別?とか?(苦笑)

 

勿論、物語の一番大きな謎が残っている。

このゲームの目的と、ゲームが続けられることで誰が得をするのか?は今もって全然分からない。

こういう少女ものアニメだったら、一番の元は実は誰かの純粋な小さな願いで、ひょんなことから、それが大変なことを引き起こしてしまっているというような「ええっ!そんなことが原因!?」展開もあるかもしれない。

それとも、イオナの父の会社が、悪魔と手を結んで、どエライことをやらかそうとしているとか…汚れた大人の利害にまみれた黒い陰謀渦巻く設定とか…いや、作風的にはおそらくナイナイ!(笑)

このことについては今の私には、正直、予想は全然つかないのでありました(笑)。

 

物語も佳境に差し掛かって、やっと出てきたるう子の皆を救いたいという願いについて、それは原則は無理と仲間内の会話の中で話されながら、普通はそうなんだけど、特別な例外的存在のセレクターがいて…云々みたいな言い方もされていたような気もする。

こういう場合、例外有りだと、なんでも有りになりそうな気もするので…、そのことで物語展開がご都合主義にならないことを祈る。

まあ、なんだかんだ言いながら、毎週欠かさず観ているんですが…(笑)。

                   戻る