やはり庭の写真はいつ撮った分をUPしていいか分からない状態である。
こっちの花が咲き終わったと思うと、別の花が咲きだし始めるのである。
庭の様子、日が経つと前の景色とは少しずつ変わってゆく。
早くから咲いていたバラたちはもう終わってしまったものも何種類かある。
それを補うようにバラの鉢の間に置いた鉢植えのクレマチスたちが咲き始めている。
いよいよバラとクレマチスの競演が始まった。
クレマチスはバラと同様に大変多くの品種があるので、こちらもコレクション性が高い。
色についても様々あるが、基本的には紫、青系が主流、それに次いでは濃いエンジ色系のものが結構あるように思う(白やピンクもあることはあるけどメジャーじゃないかも)。
それらの色はバラには無い色合いなので、競演さすのにはうってつけなのだ。
そしてクレマチスはツル植物なので何か支えとなるものが元々栽培には必要なのだ。
バラ(つるバラ)と一緒に配置するとバラががその支えの役割を担うという、一石二鳥というか、この2種はいろんな意味で、もってこいのパートナーなのである。
おまけにバラが盛りを過ぎても、しばらくクレマチスがにぎやかに咲いてくれるので暑くなるまでまあまあの花の風景が保たれるというのも嬉しいところである。
(下の画像、クリックするとちょっと大きくなります)
バラが咲いてくるとそれにそれにつられてやって来る虫たちもいる。
バラに悪さをする虫も勿論いる。
まあいろいろな虫がいるのだが、中でも私がその名前を思う度に笑ってしまうのが、「クロケシツブチョッキリ」である。
別名はバラゾウムシ。
私がイラストを描いてみました。…、カブトムシではありません(笑)。
この虫の色は真っ黒だから「クロ」、大きさが2ミリぐらいとたいそう小さい(さすがに本物のケシツブよりは大きいけど…・笑)ので「ケシツブ」そして「チョッキリ」はバラの蕾をポトリと落としてしまうことが(卵を産むらしいのだ)この虫がチョッキリと切り落としたみたいというところからの命名のようなのだ。
うーん、もう見た目と生態そのまんま描写の名前というところである。
ちょっと調べてみるとこの虫は「チョッキリ族」の虫らしい。
チョッキリ族って…なんか可愛い気もするなぁ…(笑)。
他にもバラクキバチというのもいる。
これもバラの茎に卵を産むハチなのでこういう名前になったのだろう。
そのまんまだよね…君も…(笑)。
元々虫の名前って、頭部が兜に似ているからカブト虫、鍬に似ているからクワガタ虫。
鎌を持っていて切るような格好をするからカマキリなんて、何のひねりもない命名が多い。
分かりやすくていいといえばいいのだが、そのまんま過ぎてちょっと投げやりな気もしませんか?(笑)。
あと悪さをする虫の内で私が複雑な思いで見ているのが黄金虫類のことである。
彼らの幼虫が曲者で植木鉢の中にこの幼虫が入って大きくなってしまうと、根が全部食べられてしまい、バラが枯れてしまうこともあるから困りものである。
親は咲いたバラの花の中でムグムグしている。
花粉を食べているようだ。
一日中いる者、中には花の中に泊まりこんでいる者もいる。
2、3泊してる者もいるような気もする(はっきりと個体確認はしたわけではないけど…笑)。
そしてこうした宿泊だけではなく、以前たくさんの黄金虫たちが来た時には花の中で乱交状態の彼らを目撃したこともあった(もう!困ったもんだ!笑)。
幼虫のこともあるので思い切って親の虫を殺害してやろうかとも思うが、ムグムグしているのを見ると、ちょっと癒し系なので(笑えるし、ほのぼのするし)まあ、今日のところは大目に見てやるか…なんて甘い対応をしてしまうことも多い私である。
でも夏頃には、土の表面に撒くだけで幼虫を殺害できるという彼らにとっては大変恐ろしい薬を撒いて幼虫対策をしている。
もう親の姿もないので容赦なしである。
こう書くと私って酷い奴みたいですが…、まあ致し方ないのよ…、言い訳めいてるなぁ…(苦笑)。 戻る
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